2008年 10月 06日
Show & Bali No.4
バリのリッツカールトンには「マティーニクラブ」と言う名のBARがあり
007ファンからすると『ザ・ヴェスパー・マティーニ』があるだろうと!!
勿論行きました。 オーダーしました☆
そうしましたら、再現に努力してくださいましてね。
とっても美味しかったです☆
強くて飲みきれませんでしたが・・・(--;)
“A dry Martini,”Bond said.“One,In a deep champagne goblet・・・
Three measure of Gordon’s,One of Vodka,Half a measure of Kina Lillet.
Shake it well until it’s very cold,Then add a large thin slice of lemon peel,Got it?”
『ザ・ヴェスパー・マティーニ』はボンドのこのセリフによって誕生しました。
昨年上映された映画『007カジノ・ロワイヤル』でジェームズ・ボンドが言ったセリフです。
一応ボンドファンとして簡単に説明させて頂きますね。
これまでの007作品では、ジェームズ・ボンドは「ウォッカ・マティーニをステアせずにシェイクで…」と頼むのが定番でしたが、『007 カジノ・ロワイヤル』のボンドは、「ゴードンジン3、ウォッカ1、キナ・リレ1/2をよくシェイクし、薄切りのレモンの皮を加えて…」とオーダーしました。
そして、ボンドはこのマティーニに、自分が愛する女性ヴェスパー・リンドの名前をつけたのです。
それが『ザ・ヴェスパー・マティーニ』です。
『007 カジノ・ロワイヤル』と言えば、昨年上映はされましたが、話的には実は第一作目の007なのです。1967年の第一作目である旧作は、原作を大幅に変えてしまったパロディ作品でした。世間の評価も厳しく駄作と言われ・・・
昨年上映された『007 カジノ・ロワイヤル』は原作(フレミングによるボンド作品の第1作目)に忠実に、なおかつハードボイルドであり、リメイク版として若かりしボンドが描かれているのです。
そう、そのマティーニクラブでも再現に努力してくださったと言うにはワケがありまして、なんともう『キナ・リレ』が製造されていないのです。
『キナ・リレ』というお酒は、ヴェルモットの一種でキニーネが入っています。
キニーネというのは苦味成分でキナの樹脂から抽出され、マラリアの特効薬として今でも使われているそうです。
ジェームズ・ボンドが言っている『キナ・リレ』は、リレ社の『リレ・ブラン Lillet Blanc (白)』のことで、1960年代に『リレ・ルージュ(赤)』が製造され、それまで『キナ・リレ Kina Lillet』と呼んでいた商品を『リレ・ブラン』と呼ぶようになりました。
この『リレ・ブラン』は従業員わずか7人のフランスの小さな酒造会社リレ社が製造する食前酒。
日本ではサントリーが代理店として輸入していたのですが、4年前に終了してしまいました。
ですからもう製造されてないわけでありまして、ジェームス・ボンドの言う本物を世界的に作る事が出来ないわけです。
再現するには・・・一般的に知られているヴェルモットの一種、チンザノなどで再現するのではないかしら・・・
完全ではないですけど、マティーニクラブで飲んだ『ザ・ヴェスパー・マティーニ』のお味は…
もちろん最高でした。
皆様もBARへ行かれたら是非『007 ザ・ヴェスパー・マティーニ』をご賞味ください。
映画『007 カジノ・ロワイヤル』をご覧になられた後、素敵な方と一緒に飲まれたら最高じゃないでしょうか☆
余談はさておき!!ショーのお知らせです!!
どっちが余談かわかりませんが(^^;)
☆10月11日 土曜日 赤坂東急プラザ トルコレストラン イスタンブール
場所:東京都千代田区永田町2-14-3
TEL:03-3501-4080
SHOW START☆ 20:00~
おまけフォト(^^) すごいボケてる・・・
by reehane
| 2008-10-06 12:56
| JPN BellyDance
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